日々の現場で多くの超音波検査をこなすベテラン臨床検査技師がハンズオンで指導します

腹部ベーシック(腹部臓器描出編) 【幡ヶ谷会場】

腹部ベーシック(腹部臓器描出編) 【幡ヶ谷会場】
開催日時
参加人数
 人
男性受講者は最低2名から受け付けております。
お誘い合せの上でお越しください。
会場
医療法人社団五香会 幡ヶ谷内分泌科クリニック
〒151-0072 渋谷区幡ヶ谷2-2-10 ヴィラグレイス1階
最寄り駅 都営新宿線・京王新線「幡ヶ谷駅」徒歩4分
参加費
¥28,000 (税込)/人

スケジュール

日程一覧
  • 開催予定の講座はありません。

講座内容

このスクールはこれから腹部エコーを始める方の為に企画しました。何から始めたらよいのか?ともかくプローブを走査してみてはいるが、対象臓器の抽出が上手くできないという方や参考書を読んではいるが実際の検査に自信がないという方に、実際のエコー走査に必要な理解すべき超音波の原理を復習していただき、さらに「装置はどのように調整すれば良いのか?」、「画像の描出方法は?」「探触子(プローブ)の当て方と向きはどうすれば良いのか?」等について、モデルを用いての実際の走査を経験して頂きます。呼吸の調整や体位変換をどう指示すると良い画像が描出記録できるのかなどについても実際に体験いただきます。最後に代表的症例の典型的サインについて学んでいただき、また、本セミナーでは、レベルに合わせて領域ごとに3つのコースをご用意しております。明日からのエコー診療に役立てていただければ幸いです。

腹部ベーシック(腹部臓器描出編)

この腹部ベーシック(腹部臓器描出編)は、腹部臓器の解剖を理解し、各臓器の断面像を描出して、最終的に腹部ルーチン検査法の流れを理解することです。プローブの持ち方から丁寧に解説を致します。
腹部検査を始めようと考えられている方、始められたばかりの方、また、ルーチン検査に自信がなく走査方法を確認して欲しいといった方などを対象としております。少人数制にて走査方法、観察方法、検査のコツなどを学びます。
※1超音波装置に触れたことがない、基礎知識に自身がないという方は超音波装置取り扱い編を受講を終えられた後に受講して頂きますことをお勧め致します。
※2腹部ベーシック(腹部臓器描出編)では臨床画像の解説は含まれておりません。

肝臓の超音波検査 肝臓観察時の超音波診断装置の設定
肝臓の解剖
肝臓の描出
肝臓の正常像
胆嚢の超音波検査 胆嚢観察時の超音波診断装置の設定
胆嚢の解剖
胆嚢の描出
胆嚢の正常像
胆道の超音波検査 胆道観察時の超音波診断装置の設定
胆道の解剖
胆道の描出
胆道の正常像
膵臓の超音波検査 膵臓観察時の超音波診断装置の設定
膵臓の解剖
膵臓の描出
膵臓の正常像
脾臓の超音波検査 脾臓観察時の超音波診断装置の設定
脾臓の解剖
脾臓の描出
脾臓の正常像
腎臓の超音波検査 腎臓観察時の超音波診断装置の設定
腎臓の解剖
腎臓の描出
腎臓の正常像

腹部ステップアップ(臨床編)

この腹部ステップアップ(臨床編)は臨床画像を見ながら、腹部ルーチン検査法のポイントを理解していきます。臨床画像は実際の症例の動画像を見て頂きます。より実践に近いハンズオンセミナーとなっております。実際の症例をみることによって、どこをどう評価すればよいか、次に
何を観察しなくてはならないのかが明確となります。また、各臓器を上手に描出するために必要なテクニックも解説いたします。膵臓や総胆管が上手に描出するテクニックことが出来なので、走査方法を確認して欲しいなどのご要望にもお応えいたします。腹部ベーシックからのレベルアップを目指します。
※腹部ステップアップ(臨床編)はルーチン断面が一人で描出できるレベルの方を対象としています。腹部ルーチンの描出が難しいという方は腹部ベーシック(腹部臓器描出編)を受講して頂くことをお勧め致します。

肝臓の超音波検査 肝臓検査のポイント・テクニック
病変の見方と考え方
肝疾患の超音波像
胆嚢の超音波検査 胆嚢検査のポイント・テクニック
病変の見方と考え方
胆嚢疾患の超音波像
胆道の超音波検査 胆道検査のポイント・テクニック
病変の見方と考え方
胆道疾患の超音波像
膵臓の超音波検査 膵臓検査のポイント・テクニック
病変の見方と考え方
膵臓疾患の超音波像
脾臓の超音波検査 脾臓検査のポイント・テクニック
病変の見方と考え方
脾臓疾患の超音波像
腎臓の超音波検査 腎臓検査のポイント・テクニック
病変の見方と考え方
腎臓疾患の超音波像

超音波装置取り扱い編

この超音波装置取り扱い編(全領域共通)は臨床で超音波の基礎を学びます。超音波診断装置のパネル面には多数のスイッチやダイヤルがあり、初心者の方は戸惑われることと思います。このハンズオンでは、装置の電源の入れ方からはじまり、さらに実際の臓器を描出して装置の調整の仕方を学んでいきます。セクタプローブでは心臓、コンベックスプローブでは腹部臓器、リニアプローブでは頸部血管を描出して、プローブの特徴や各モード(Bモード・カラードプラ法・パスルドプラ法・Mモード法・CW法)などを実践で学んでいきます。
超音波の原理を理解して、診断装置の性能を引き出して検査に望むことが出来るようになることを目指します。
※臓器を描出することを目的とはしておりません。各領域の臓器描出を目標としているかたは、各領域のベーシックコースにお進み下さい。

基礎と物理特性 装置の構成・原理
音響インピーダンス
減衰特性
装置の調整 ゲイン
STC
フォーカス
診断深度
ダイナミックレンジ
ROI
フレームレート
プローブと周波数 コンベックスプローブの特徴
リニアプローブの特徴
セクタプローブの特徴
各モード Bモード
カラードプラ法
パスルドプラ法
Mモード法
CW法
アーチファクト 多重反射
ミラー効果
サイドローブ
屈折

講座監修

木曽丈晴
・医療法人社団聖嶺会立川記念病院
・日本超音波検査学会代議員
・茨城県超音波研究会役員
・鈴鹿医療科学大学院医療科学研究科 医療科学専攻科
・つくば国際大学診療放射線技術科非常勤講師
・診療放射線技師
・超音波検査士(表在・循環器・消化器・泌尿器・血管・検診)
・消化器内視鏡技師